世界樹のしずく

創業天正5年（1577年）

「和精油と日本の植物油脂講座」

ベーシッククラスのトップバッターは

北海道のトドマツ精油。

そのトドマツ精油の成分の説明で必ず引き合いに出すのは書道で使う「墨」です。

トドマツ精油を香るとどこか懐かしい香りを見つけることができるのですが、

トドマツ精油と墨の香りの共通の成分に

「ボルネオール（竜脳）」があります。

ボルネオールは気持ちを鎮静させて集中力をつける働きがあります。

入口という入口、全てに紙垂

「墨をすること」は、その動作と同時に

立ち上る香りによっても集中力が高まる。

先人たちが選んだ香りです。

墨づくりの資料は多々読んできたものの、実際に見せていただくのは初めて。

香りはさておき、本当に感動しました

すべてが「自然の恵みと人の技、そして時間」。

日本にこの文化があることを誇りに思いました。

画像や文字情報からだけでは得られないものがそこかしこに。

トドマツ精油は終わったばかりですが、

来週の和精油講座2回め、少しだけ画像を見ていただこうと思います

紅葉の見頃まであと少し

それぞれの画像の説明はまた改めて

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Source: アロマティック・スローライフ