-
フジバカマの季節
投稿日 2024年10月2日 10:50:50 (アロマ)
-
精油の熟成〜aging〜
-
あけまして おめでとうございます
-
「ヒイラギの花の季節」と裏鬼門
-
森下仁丹さんの「鼻・のど甜茶飴」
-
今年も燕雀堂さんのクロモジ蒸留水、到着。
-
クリスマスセール、ありがとうございました
-
米ぬか油 取扱い始めます!
-
\恒例 クリスマスーセール/12/14(土)から
-
モクロウバームの季節です
-
「和精油と日本の植物油脂講座」 アドバンスクラス終了
-
【予告】\恒例の受講生対象のクリスマスセール/
-
和歌山、青森、東京
-
「ブッククラブ回」さんと「KAERUCARD」
-
「光る君へ」の生薬
-
コウヤマキ枝葉精油は人気上昇中?
-
「古梅園」さんの墨づくり
-
「勝手にエレベーターの香り」継続中
-
ご近所さまへ タチバナの里親?募集〜
-
スイカズラとハニーサックル
-
国指定天然記念物「甲原松尾山のタチバナ群落」
-
スギとヒノキと陰と陽
-
11月「和精油と日本の植物油脂講座 ベーシッククラス」間もなく受付締切り
-
「文化の日」とタチバナ
-
イタドリ花皮茶のレスベラトロールとケルセチン
-
I LOVE コパイバ精油
-
国立国会図書館
-
香りの本棚12『薬用エッセンシャルオイルの科学』
-
京都”香り”観光におすすめ「薫習館」さん
-
秋のゆらぎに
-
秋、進む
京都には原種のフジバカマ(Eupatorium japonicum)を見ることができる場所があります。
その一つがユズ栽培発祥の地ともいわれる「水尾」。
毎年、9月末から10月初旬に「水尾フジバカマ鑑賞会」が開催されて、
丹精込めて育てられたフジバカマ、
そしてフジバカマを目当てに飛来するアサギマダラを見に
たくさんの人が訪れます(私もそのひとり)。
フジバカマの個性的なお花!
今年は9月28日(土)〜10月3日(木)
明日までなのですが、今年は行けそうになく…残念
葉を乾燥させて水分をとばしてから蒸留
乾燥の過程でクマリン香が生まれます
数年前、水尾のフジバカマの葉の蒸留をさせていただいたのですが、
その蒸留水はクマリンの香りがあって、繊細で爽やかで柔らか。
とてもバランスが良くて、日本らしい香りというのが印象に残っています。
井上重治先生の『サイエンスの目で見る ハーブウォーターの世界』には
主成分として
・チモールメチルエーテル
・クマリン
さらに香りに寄与する成分として
・ヘキサナール
・ヘキサノール
があげられています。
芳香蒸留水の働きとしては、乾燥肌、それに伴う痒みに有望で、保湿効果も認められるとか。
強い抗菌作用もあるようです。
私も蒸留したときにスキンケアウォーターとして使ってみたのですが、とても肌の調子が良かったです
いただいたフジバカマの種子から自宅にもフジバカマが育っているので、また蒸留をしようと思います。
蒸留会もしたいです。
水尾の実生ユズ。この季節は青ゆずの状態
気をつけたいのは、準絶滅危惧種であるフジバカマは、
それにとても似た植物サケバヒヨドリと間違えられたり、
園芸店では、サワヒヨドリとの交配種がフジバカマの名前で並んでいることが多いそうです。
交雑しやすいのも特徴とか。
「令和」の由来にもなった和歌にも登場するフジバカマ。
維持をするのは大変なのだとか。
この時期は御所や寺町通などでも育成されたフジバカマを見ることができます。
葉の香りが注目されがちですが、私は花の香りもとても好きです
我が家のフジバカマはまだまだきゅっとした蕾の状態です。
今年は元気に育ってくれました
☆健康のこと研究所 midi 受付中のクラス☆
▶︎「和精油と日本の植物油脂講座」オンラインクラス
・ベーシッククラス11月期(全3回)日曜クラス11/17〜 月曜クラス11/18〜
・アドバンスクラス12月期(全1回)日曜クラス12/8 月曜クラス12/9
詳細・お問合せ・お申込み→waseiyu
紀伊國屋書店さん→kinokuniya
Source: アロマティック・スローライフ
続きを読む>>最新情報