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オオシラビソと森吉山
投稿日 2024年8月7日 12:44:55 (アロマ)
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森吉山:地元の方が「やさしい山」という柔らかな稜線の独立峰
オオシラビソ精油に出会って以来、
オオシラビソ(Abies mariesii)はどうにも気になる樹木になって、昨夏は新穂高へ。
(昨夏の記事:「オオシラビソ精油 新穂高ロープウェイ」)
抽出部位は枝葉ですが、スギやヒノキの枝葉と異なり、
とても力強い香りがあります。
新穂高ロープウェイさんの精油の主な成分は
β-フェランドレン、α-ピネン、β-カリオフィレン、酢酸ボルニル、リモネン
調べてみると、オオシラビソは東北あたりの亜高山帯が生息域の中心であることや
菅江真澄の著作に
マタギは山に入る際、里の穢れを祓い、無事の戻りを祈り
オオシラビソの枝葉を燻した煙を浴びて山に入っていたと記録があるのを知りました。
「穢れを祓う」「無事を祈る」というワードに惹かれて
今夏の青森・秋田は
いつものアオモリヒバとアキタスギとともに、
オオシラビソに注目して旅しました。
疑問だったのは、なぜ里にたくさんあって、祈りにも使われたスギではなく、
亜高山帯に生息するオオシラビソを使ったのかということ。
亜高山帯はそもそもマタギもあまり行かないはず…とハテナ![]()
![]()
が頭の中に。
秋田ではオオシラビソが多く生息するという森吉山に登りました。
八甲田山にも登る予定でしたが直前に熊が出て亡くなる方も出たため入山禁止に![]()
森吉山でついてくださった登山ガイドの方に私のハテナを話してみると、
個人的な考え、として
・スギは里の樹木ゆえに里の穢れを祓うという考えに向かない
・亜高山帯にある樹木をわざわざ使うことに意味があったのではないか
ということを聞かせてくださいました。
”個人的な考え”とはいえ、とても納得できました![]()
他の地元の方にもオオシラビソについて尋ねてみたのですが、
やはり地元の方々の生の話を伺うのはとても勉強になります。
オオシラビソは別名にアオモリトドマツ(青森市の木)、モロビなどがあります。
場所によってはオオシラビソでは通じないので、いつも3つの名前をあげていました![]()
森吉神社(奥宮) 神社の手前にある避難小屋の内装はアオモリヒバ!
ちなみに、アオモリトドマツとはいうものの、
北海道に生息するトドマツや、雪が少なめな亜高山帯に生息するシラビソとは
遺伝的に遠いのだそうです。
*トドマツとシラビソは遺伝的に近い
この巨石は森吉神社(奥宮)の御神体
オオシラビソはその多くが国立公園や国定公園内にあるので
精油をコンスタントに蒸留するのは難しいケースが多くて
新穂高のように、用地を整備するときに出た枝葉で
臨時に蒸留するということがほとんど。
秋田でも臨時で蒸留されたことはあるようですが、
なかなか手にできないところが残念です。
オオシラビソは「樹氷」の木としても有名。
いつか冬の森吉山に登りたいです。
ミニ情報:森吉山は登って降りて6時間ほどです
今回とても実感したのは登山ガイドの素晴らしさ!
書き出すと長くなりすぎますが、
登るときにはいつも登山ガイドの方についていただこうと思いました。
紀伊國屋書店さん→kinokuniya
Source: アロマティック・スローライフ
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