世界樹のしずく

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クリスマスセールが終わり、週末には発送作業もほぼ終了。ありがとうございました。

そして昨日と一昨日は、昨年からコンサルティングで関わらせていただいている会社に

いよいよ蒸留器が納入されることになり、その立ち合いと、テスト蒸留に行ってきました。

気になっていた木材チップの形状なども良くて、美しい姿でした。材料の質が良さそうで胸が躍ります。

蒸留器はデモや自宅での蒸留で使われるガラス製のもの、そしてさらにステンレス製の大きいサイズ違いが２種類。合計６台！

準備されていた数種類の材料を、それぞれに合わせて

水蒸気蒸留（ウォータースチームディスティレーション）と熱水抽出（ウォーターディスティレーション）。

新しい社屋や蒸留器を見ながら、責任の重さを感じましたが、蒸留はまずは上々！

今後、ご意向を伺いながら、さらに蒸留の仕方を調整しながら製品の質を決めることができればと考えています。

蒸留をする中で、ヒノキの木とスギの木の香り、どちらが好き？という話になり、軍配は圧倒的にヒノキに。

でも、私は本当にどちらも好きなんです。

ヒノキ（材）精油の香りには安心感があってほっとさせられますし、

良い意味で背中もシャンと伸びて集中力も上がります

私は仕事の際に、ヒノキ（材）精油を使うこともとても多いです。

落ち着いて、目の前のことに真っ直ぐ向き合える感覚があります。

一方、スギ（材）精油の香りは、安心感やほっとする感覚とともに、ちょっと嬉しくなるのです

たぶんそれは色々な「食べもの」や「飲みもの」を想起させるからではないかなと思っています

ヒノキは誰もが認める優秀な建材。命を守る建物に使われてきました。

そして祈りの場である神社仏閣にも。

対してスギは、柱など室内の材としても人気ですが、お箸、桶、樽、おひつなど命を養う「食」の周りにいつもあった香り。

それが影響して、ちょっとニヤッと嬉しくなるのかなと思っています

昨日、現場にいらした森林関係の仕事をされている方が（この方もヒノキ派）、

ある時、山で食事をしようとした時におしゃもじがなかったので、

その場にあったヒノキの木を削って作ったそうなのですが（←スゴい！）

「あの香りは食事には合わなかった」とおっしゃっていました。

古来、人々は周囲の木々を適材適所で使って、現在まで繋がれてきたんだなと思い、

そのお話をとてもとても興味深く聞かせていただきました

解決しなくてはいけない問題は多々ありますが、丁寧に対応して、三方良しの姿になるお手伝いができたらと思います。

12月もあっという間に時間が過ぎて、残すところあと4日。

まだまだすることがあって焦りますが、丁寧に進めたいと思います。

＼あなたの今日がうまくいきますように！／

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Source: アロマティック・スローライフ